【カヌー】カヌーイベントで東京五輪を目指す當銘選手(三条スポ協)を支援 「東京オリンピックでメダルを」

パドルスポーツフェスタ

東京五輪候補でカヌー日本代表の當銘孝仁選手(三条市スポーツ協会)と一緒にラフティングやカヌーのパドルスポーツを体験するイベント「パドルスポーツフェスタ」が開催された。デモレースでは、當銘選手が戦った高校生に「圧巻だった」と言わせる“本気”の漕ぎを披露した。

新潟県の三条市と三条市スポーツ協会では東京オリンピック出場を目指すカヌースプリント日本代表の當銘孝仁(とうめたかのり・27)選手を応援するイベント「パドルスポーツフェスタ」を10月10日、大谷ダム・ひめさゆり湖(三条市大谷)で開催。パドルスポーツ体験や當銘選手のトークショーなどに300人ほどの市民等が集まった。

ラフティングやカヌーの体験会に参加した女の子は「ママ、楽しい!」などと喜んでいた。人気のキッチンカーの出店やドリンクコーナーもありイベントを盛り上げていた。

イベントには東京オリンピックが1年延期となったため足りなくなった當銘選手の活動資金を支援してもらうため、支援Tシャツの販売や支援募金、つなぐプロジェクト寄付金の受付をする応援コーナーも設けた。

當銘選手のトークショーでは、三条市に住んでみての感想を聞かれ、「すごくいい所ですね。海の横で育ったので、山に囲まれた生活が憧れだった。自然も魅力だし、食べ物も美味しい。米も日本酒も美味しい!」とベタ褒め。
オリンピック出場を意識しだしたのは2015年の(リオ五輪出場をかけた)アジア大陸予選に挑戦してからで、その後、東京五輪が決まり各競技の強化が始まり競技環境が変わった。高校時代に地元・沖縄でのインターハイで優勝している當銘選手は、五輪が地元・日本での開催であれば計り知れない応援があるだろうと話した。

東京五輪への出場がまだ決まっていない現在は、3月にタイで開催されるアジア大陸予選で優勝して出場枠を獲得することが「大前提」。新型ウイルスの影響は、緊急事態宣言明けから一新したトレーニングメニューが「馴染めていい軌道」にあり、その結果が9月の日本カヌースプリント選手権大会での優勝に結びついた。

目標は「(東京五輪に)出場してメダルをとること」。

しかし、オリンピックが1年延期となったことで活動資金が不足するという事態になり、CF「三条つなぐプロジェクト」などで支援を募っていることについて「競技をする上でメダルは分かりやすい結果だが、本当に重要なのはそこにいくまでの過程。プロジェクトにご協力とご理解をいただいて一緒に戦っていただきたい」と支援を求めた。

新潟県カヌー協会の塚田一郎会長は「ゴールは何と言ってもオリンピック!ここでカヌースプリント競技においても、何よりも新潟の代表として當銘選手にメダルを目指して頑張っていただきたい。」と挨拶をした。

TVや新聞などのメディアも大勢集り大注目の、分水高校・万代高校カヌー部の現役部員やOB等とのデモンストレーションレースで當銘選手は「(ハンデがあるので)マジでやらないとヤバイ」と真剣にレース。出場した高校生は「最初は前に出てスタートしたが、中盤から後半にかけてものすごい追い上げで舟が伸びている感じで追い越されていった。圧巻だった」と憧れの選手との本気勝負に感動していた。

埼玉からわざわざ訪れた50代の夫婦は「全日本も2位の人に大差をつけて優勝しているのでその勢いでぜひオリンピックに行って欲しい」と応援、「今日は(當銘選手に)会えてお話までしてもらったのでうれしい」と感激していた。

三条市スポーツ協会の岩瀬晶伍事務局長は「正直、人があつまらないかも」と心配していたが、大勢の来場があったことに「ありがたいです」と喜び、「募金箱に千円札が入っていたり、2万円という高額の支援をいただいた方もいる。Tシャツを購入していただいた方も大勢」だと感謝した。

[當銘孝仁選手]
沖縄県糸満市出身。三条市スポーツ協会所属。
沖縄水産高校時代に始めたカヌースプリント競技でインターハイ、インカレ優勝。ジュニア、U23、A代表と各年代の日本代表として活躍。世界選手権やワールドカップにも出場。リオオリンピックでは出場まであと一歩と迫った。
日本最高峰となる日本カヌースプリント選手権大会では2016年・17年と連覇(C-1・1000m)。2020年はペア(C-2・1000m)で2位以下に15秒以上の差をつけて圧勝した。
来年(2021年)はこれまで培ってきたカヌー人生の集大成と位置付けて、3月に延期となった東京オリンピック出場枠獲得のラストチャンスとなるアジア選手権大会に向けて「東京の地で必ずメダルを獲得する」という強い意志と覚悟を持って日々トレーニングに励む。

[三条つなぐプロジェクト]
三条市スポーツ協会では新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京五輪が延期になり、當銘選手の活動資金が不足する事態に対応するため、三条市と相談をしてクラウドファンディング「三条つなぐプロジェクト」で支援を募っている。
【410_三条スポーツ協会】 選手生命の危機!‶夢の大舞台出場″に向けて、地元アスリートを世界へと連れていこう(外部リンク)

パドルスポーツフェスタの様子

2020年10月10日(大谷ダム・ひめさゆり湖)

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