【空手】100日ぶりの練習再開 「新しい発見、楽しみを見つけよう」

空手道 心優会館渡邊道場

新潟県三条市のスポーツ少年団空手道心優会館渡邊道場(渡邊毅巳(たけし)代表・団員23人)は新型コロナウイルスの影響で休止していた活動を6月6日から再開した。


心優会館は2月の練習を最後に活動を休止していたが、5月26日に三条市スポーツ少年団の理事会で活動再開の条件が確認されたことから6月6日、約100日ぶりに活動を再開した。

出入口や窓が開放された下田体育館武道場に集まった団員約20人や保護者らを前に渡邊さんは、「2度、3度練習再開のお知らせをして、直前で見合わせの連絡をした」と再開がスムーズにできたわけではないことを話し、「すぐにこれまで通りの練習ができるというわけではなく、空手のための体の動かし方の練習が多くなる」と方針を説明した。

この日は、伸び、ヒザを曲げる、回す、体、首を回すといった準備運動の後に、チラシを丸めて作ったボールを投げあげて肩、膝、腰、胸を手で触ってからキャッチする練習で終了。30分にも満たないものだが、日本スポーツ協会などのガイドラインに沿って、再開時期が気温が上がる時期に重なることや、休校中の運動不足による体力低下が考えらることからの時短の練習とした。

練習後にはいままでとは違うやり方を工夫して行い「新しい発見、楽しみを見つけよう」と呼びかけた。

練習中のマスク着用は酸欠や熱中症の危険があることから、希望制。つけていた方が安心できる人はつけたままでよいし、外してもよい。楽しく賑やかに大爆笑しながら練習するのが心優会館の特徴だが、しばらくは休憩中に自由に遊ぶということはできない。できるだけ距離をとるようにして、おしゃべりも控えめにして、休憩中は本当に休憩するだけ。

相手と近接した対人練習ができないことから今後は、武道場の両端に並び、横は両手を広げた間隔をあけた2列横隊で向かい合い、相手の動きを見ながらの防御の動き、カウンターの動きをするといった「エアスパーリング」を取り入れていく。

3月の東北空手道選手権が中止になり、秋の全日本空手道選手権も開催は未定。目標とする大会がない中で今後は、沖縄空手の古式の形を子供たちに教えて高学年を中心に昇級審査に取り組んでいく。

新キャプテンの石月すみれさん(嵐南小6年)は心優会館初の女子キャプテン。久しぶりの練習は「結構、楽しかった」、キャプテンとしての意気込みをたずねると「まとめられるか心配だけど、みんなをリードできるように頑張りたい」と答えてくれた。石月さんは昨年11月に開催された第10回チャレンジバウト北日本少年少女空手道選手権で行われたワンマッチで男子選手を倒し優勝している。内輪の大会(渡邊さん)だが、ほとんど止まることなく打突、蹴擊を繰り出す直接打撃の試合で、見事な右上段回し蹴りで一本勝ちをした。

「日本一ぬるい道場」を目指す心優会館では団員を募集している。「強くなることよりも、まずは楽しく続けられる空手」が指導方針。それでも、全国大会で優勝するなど活躍する選手が大勢いる。三条市だけでなく燕市、新潟市、加茂市、田上町から参加する子もいる。練習は毎週土曜日の午後3時半~5時半、三条市下田体育館(新潟県三条市笹岡77)武道場で行っている。問い合わせは、下田体育館(電話0256(46)4702)まで。
詳しくは心優会館渡邊道場のwebサイトへ⇒まで。

心優会館渡邊道場練習再開の様子

2020年6月6日(三条市下田体育館武道場)


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