【3×3】「半農半バスケ」の三条ビーターズが棚田で手植えで田植え

新潟県三条市の下田地区で活動する3人制プロバスケットボールチーム「SANJO BEATERS.EXE(三条ビーターズドットエグゼ)」の選手が、棚田で手植えの田植えを行った。

ビーターズは三条市のNPO法人ソーシャルファーム三条(柴山昌彦理事長)が「半農半バスケ」で地域活性化、農業6次産業化に貢献することを目指す3人制プロバスケットボールチームとして2019年に設立、「3×3(スリーエックススリー)」のプロリーグ「3×3.EXE PREMIER」に参戦した。

ビーターズの松岡一成、古屋陸翔、諏訪間雄大の3選手は5月17日、地域おこし協力隊や農業指導役の地元の農家の人などと一緒に下田地区の山あいにある日本の棚田百選「北五百川の棚田」にコシヒカリの苗を手作業で植えた。
ゴロと呼ばれる道具を転がし田んぼに方眼の目印をつけ、線が交差する十字の箇所に苗を植えた。昨年も行った松岡さんは手馴れた様子で植えていたが、ほとんど初めての古屋さん、諏訪間さんは田んぼの泥に足をとられ転びそうになりながら作業を行った。

米作りのほかにも畑でサツマイモやジャガイモ、ゴーヤ、パプリカ、かぐらなんばん、かぼちゃ、ピーマン、なす、とうもろこし、トマト、きゅうりなどを「子供たちも自分で育てた野菜は食べるというから」(松岡さん)と、野菜嫌いの子供達が食べてくれるように地元の小学生なども交えて栽培をする。

「半農半バスケ」といいながら昨年はバスケットが8〜9割を占めていたが、今年は農業にも力をいれ週に1〜2回は農作業を行っていく。地域を盛り上げるための活動として「田植え」も三条、燕、長岡などから参加者を募ってイベントとして行う予定だったが新型コロナウイルスの影響でイベントとしての実施は見送った。秋には稲刈りイベントを考えている。

チームは昨年から大きく変わり、松岡、権田隆人選手以外は新メンバーとなった。地域おこし協力隊として下田で活動している松岡、古屋、諏訪間の3選手は1対1など対人の練習は濃厚接触になるので控えて、シューティングや筋トレなど基礎的なトレーニングを行っている。県外在住の選手は往来ができず全員が集まっての練習はできていない。ビーターズが参戦するプロリーグは新型コロナウイルスの影響で6月末までの大会が延期となっていて再開は決まっていないが、松岡選手は「鍬をふったり農作業もトレーニングになる」、「3時間、畑で作業をすると相当体力を使う。それもいい練習」だと話した。

[SANJO BEATERS.EXEメンバー]
10 松岡一成(キャプテン・30歳・188cm・茨城県牛久市出身・地域おこし協力隊)
34 権田隆人(副キャプテン・26歳・190cm・東京都世田谷区出身)
05 古屋陸翔(19歳・172cm・新潟県佐渡市出身・地域おこし協力隊・練習生)
07 品川恭亮(28歳・180㎝・千葉県松戸市出身)
13 今泉拓磨(31歳・177㎝・東京都墨田区出身)
17 小野寺彰(27歳・181㎝・東京都新宿区出身・地域おこし協力隊・練習生)
44 諏訪間雄大(20歳・168cm・新潟県新潟市出身・地域おこし協力隊・練習生)


Comments are closed