【体文】スポーツ・文化交流複合施設「三条市体育文化会館」オープン 12,000人が来場で大にぎわい

三条市体育文化会館 竣工・開館祭

新潟県三条市のスポーツ・文化交流複合施設「三条市体育文化会館」が12月1日に開館した。多彩なオープニングイベントには12,000人の市民らが訪れ、大にぎわいの一日となった。

スポーツ団体や文化団体、各種サークルの活動などに利用されてきた旧三条市体育文化センターの耐震強度不足が2015年に判明。隣接する、三条市や近郊の主なスポーツ大会やイベントの会場として利用されてきた三条市総合体育館も著しく老朽化していたため2016年に閉館、両施設を解体。2017年にスポーツ・文化交流複合施設建設基本計画を策定、2018年4月から建設工事が始まり本年10月に工事が完了。12月1日に新複合施設「三条市体育文化会館」が竣工した。

新施設は敷地面積16,431.00㎡、延床面積10,389.91㎡、鉄筋コンクリート造及び鉄骨造、地上3階建、建設費は49億9300万円。スポーツ大会、展示会などに主に利用するアリーナ棟にはアリーナ、マルチルーム、トレーニングルーム、観客席、多目的練習場、ランニング走路が、主にコンサートや講演会、演劇などに利用するマルチホール棟にはマルチホール、マルチスタジオが、共通スペースには展示室、ロビー、カフェ・交流スペースなどが整備され、駐車場305台、駐輪場98台を確保した。

1日午前10時からマルチホールで三条市、市議会、建設工事関係者、市民らが出席して竣工式典を挙行。國定勇人三条市長の式辞(全文を記事後半に掲載)、若山裕副市長の事業経過報告、阿部銀次郎市議会議長の祝辞の後、1階ロビーでテープカットを行った。

午前10時30分からスポーツ、文化の各分野から多くの才能が集結しオープニングイベントを開催。『体文』全館で様々なパフォーマンスなどが午後5時まで行われた。

竣工式に続いてマルチホールでは裏館小学校郷土クラブによる歓迎太鼓、ガラコンサートでは総勢160余を超える祝典合唱団による合唱や声楽家の永桶康子さんによるアメイジンググレイス、からたちの花などの歌や演奏が満員のホールに響き渡った。YAMAHAの最高級コンサートグランドピアノCFXに触れてみよう、イリュージョニスト七瀬夕さんらによる和風マジックショー、SUNS DANCE SCHOOLのヒップホップダンス。居合道範士八段、草間純一範士による夢想神伝流居合は静まり返ったホールに刀が空を切る音が静かに響いた。新潟けん玉部GATAKENのけん玉パフォーマンスに続いて、開館祭特別空手演武は全日本少年少女空手道選手権大会史上初6連覇を成し遂げた天才空手少女、高野万優(まひろ)選手が県立「謙信公武道館」のオープニングイベントから駆けつけて4つの形を演武、満席の会場から大きな拍手が送られた。

アリーナでは福まきでイベントをスタート。カラーガード、Beat CHEER Kidsが盛り上げる中で3人制プロバスケットボールチーム「SANJO BEATERS.EXE(三条ビーターズドットエグゼ)」によるエキシビジョンマッチが行われ、試合後には國定市長が証人となり南条一輝キャプテンと森川都美子さんが人前結婚式を行うサプライズ。チームメイトや来場者から大きな祝福を受けた。日本オープンスラックライン選手権大会ジュニア女子優勝の田口千夏選手が幅5cmの細いベルト状のラインの上で超絶美技を披露。SPORTS DOJO KAGAYAKIによるキックボクシングパフォーマンス、新体操演技、ラグビー体験、キックターゲットを行った。わたあめ無料配布には長い行列ができていた。

マルチルームでは東京2020五輪ホストタウンのコソボ共和国によるPRブースや新潟県刀剣女子会による刀剣展示が行われた。剣道、柔道、ボクシング、合気道、ゲートボール、弓道、アーチェリーの体験会やクリエイターユニットによる参加型落書きイベント、ベーゴマ、けん玉チャレンジのほか、クライミングウォールや2階と3階をつなぐネット遊具では子供が夢中で遊んでいた。

「体分」指定管理者、一般社団法人三条まちづくり会社の企画スタッフが「遊園地のようにしたかった」と話した通り、多彩なイベントには12,000人もの市民が来場し、施設内はどこも人があふれかえるような一日となった。

三条市体育文化会館
三条市荒町二丁目1番3号
電話0256-36-0700
開館時間 午前9時~午後10時

三条市体育文化会館竣工式・開館祭の様子

2019年12月1日(三条市体育文化会館)


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國定勇人三条市長式辞

式辞

本日ここに三条市体育文化開館の竣工式を挙行するにあたりご挨拶を申し上げます。
長年、体文の呼び名で親しまれてきた旧三条市体育文化センターと隣接する旧三条市総合体育館の閉館から約3年半が経過をいたしました。この間大変なご不便をお掛けしたことでありますがおかげさまをもちましてこのように多くの皆様方をお迎えし目出度く竣工の日を迎えることができました。市民の皆様方をはじめとしましてご臨席の皆様方そして工事に携わられましたすべての方々のご理解とご協力に厚く御礼を申し上げます。

本施設はスポーツ、文化活動の活発化と市民の交流を育む拠点を基本コンセプトといたしました。子供から高齢者まで多くの方々から気軽に立ち寄っていただける施設を目指して整備を進めてまいりました。コンサートや講演会、演劇などで利用できるマルチホール、スポーツ大会、展示会などで利用できるアリーナ、会議や研修会をはじめ卓球、調理実習など様々な利用が可能なマルチルームなど用途を限定せず、かさね使いを意識して諸室を整備したところであります。また、飲食スペースや交流スペースなど居心地を良くする仕掛けのほか、2階と3階をつなぐネット遊具やクライミングウオールの設置など小さなお子様達にも十分楽しんでいただける工夫を随所にちりばめております。これらの機能を最大限ご活用いただきスポーツや文化そして交流活動の拠点として育てていくためには市民の皆様方から本施設をご利用いただくことが不可欠であります。どうかこの体育文化会館を大いにご利用いただき、新たな体文として親しまれる施設へと育ててくださいますよう切にお願いを申し上げる次第であります。

最後に本建設工事に多大なるご尽力を賜りました関係各位に改めて心から御礼を申し上げますとともに本日ご臨席の皆様方の益々のご健勝とご多幸を心から祈念を申し上げ、そして本施設が多くの皆様方から末長く愛されますことを祈念をいたしまして式辞といたします。

令和元年十二月一日
三条市長 國定勇人

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