【体文】3500人の市民で大にぎわい 三条市体育文化会館内覧会

三条市体育文化会館 内覧会

新潟県三条市の新複合施設「三条市体育文化会館」の内覧会に3500人の市民が訪れ、「にぎわい創出を目指す」大にぎわいの内覧会となった。

三条市では新複合施設「三条市体育文化会館」(三条市荒町二丁目1番3号)が12月1日に開館するのに先立ち、11月24日に内覧会を開催した。11時からの内覧会には続々と市民が訪れ午後3時の終了時までに3500人が来館した。305台収容の駐車場も一時満車になるなど市でも想定以上の来館だった。

三条市や近郊の主なスポーツ大会やイベントの会場として利用されてきた三条市総合体育館が耐震強度不足や老朽化で2016年に閉館。取り壊された跡地に三条市体育文化会館が建設された。敷地面積16,431.00㎡、延床面積10,389.91㎡、鉄筋コンクリート造及び鉄骨造、地上3階建の「体文」はアリーナ棟とマルチホール棟に分かれ、多用途な利用を図る「かさね使い」が特長。「スポーツ・文化活動の活発化と市民の交流を育む拠点」として中心市街地の交流や賑わい創出が期待される。

劇場、音楽堂、展示室として利用されるマルチホールは音響を反射させる板を全面にめぐらせて、音の響きにこだわった。500席の客席は中央公民館とほぼ同じ規模だが、椅子はゆったりしていて前席との間隔も広くとられている。小さい子供のいるファミリーには親子室(5席)があり、コンサートでも気兼ねなく楽しめる。

マルチホールの後方の椅子はロールバックして収納し、前方の席にははめ板を渡して舞台と同じ高さの空間を作り、一体の平土間として使うことができる「かさね使い」。
ステージ上に置かれた定価2000万円の最高級コンサートグランドピアノYAMAHA CFXは、12月1日の開館祭で触れることができる。

ステージ後方には楽屋、音楽スタジオとして利用できるマルチスタジオが3室。しっかりとした防音で音が外にもれない同室にはアンプやドラムセットも用意してあり部屋の利用料のみで機材も使える。

体育館、展示室、イベントスペースとしてメインの利用となるアリーナは旧総合体育館とほとんど同じ大きさ。48.9m×35.1mの広さでバスケットボールコートなら2面がとれる。敵・味方に分かれて戦うプロの試合開催に対応できるよう更衣室は男女各2ヶ所設置された。2階のギャラリーには旧総合体育館とほぼ同じ680席の客席。アリーナ南側1階ロビーの窓は通常は締め切りだが、開放することができ、イベント時には外空間との一体的な使い方も可能。

アリーナ西側にはマルチルーム1(1階)とトレーニングルームがある。
マルチルーム1は会議室、展示室の他に卓球場として利用ができ卓球台も用意してある。1部屋として使うと100名弱の会議に対応。真ん中のスライドドアで2部屋に分けての利用も可能。

「これだけの機器を揃えているのは県内にここだけ」と胸をはるトレーニングルーム(TR)には最新のマシーンが並ぶ。TRの利用料金は大人1回400円、定期券1か月2700円、3か月6700円、6か月12000円、12か月20000円、中学生は半額。初回講習を受けてから利用ができる。12月1日の開館祭でも講習会があることを知った女性は「講習会に来ようよ」と連れを誘っていた。

2階には、会議室、和室、工作実習室、調理実習室として利用が想定されるマルチルーム3(2階)があり、利用人数に応じて8分割でき、畳を敷いた和室(14畳)もある。

マルチルーム2(2階)は主に柔道、剣道の使用を想定し、スライドドアで3部屋に仕切ることが可能で剣道なら3面がとれる。国際規格の畳も2面分用意され、東京2020五輪のホストタウンとしてコソボ共和国の柔道チームが事前合宿での利用が予定されている。

弓道、アーチエーリなどいろんな用途で使える多目的練習場(3階)には人工芝が敷かれゲートボール場、フットサル場としても利用ができる「かさね使い」。

1周150mのランニング専用走路は3階に設けられた。場所によって狭い部分もあるが週によって右回り左回りと走る方向を決めて使う。
クライミングウオール(2階)や、2階から3階にかけて設置されたネット遊具は子供用で、いつでも誰でも自由に使え、雨の日や冬季には子供の遊び場としてファミリーの利用が多くなりそう。

ホール棟とマルチホール棟は2つの建物をつなぎあわせたような作りで、基礎まで分離してあり、互いに音や振動などの干渉がないように設計されている。同時にイベントが重なっても音や振動の心配はない。

見学に訪れた55歳の男性は、「トレーニングルームが凄い」と感激。ジムとランニング走路を利用したいと話し、林町の自宅から「弥彦線の高架下を走ってきて、ここを利用して帰るのがいいのかな」と考えていた。

12月1日には全日本空手選手権6連覇の高野万優選手による空手演武など様々なパフォーマンスやイベントを行って『体文』のお披露目をする開館祭を開催する。
(既報 http://fun-spo.jp/2019/11/22/taibun_20191201_01/)

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