【高校野球】0-6の完封負けにも、収穫と課題

第33回三条市親善高校野球大会

平成29年夏の甲子園ベスト4の東海大学菅生高等学校硬式野球部と三条市内の高校野球部が親善高校野球大会で対戦した。

夏の甲子園予選大会に向けて三条市内高校野球部の野球技術向上を目的に、県外強豪校を招き強化試合を行う第33回三条市親善高校野球大会が6月8日〜9日、三条パール金属スタジアムで開催された。三条野球連盟(髙坂登志郎会長)が主催。
今回は春・夏甲子園大会に6回出場、平成29年夏の甲子園大会ではベスト4、今年の第71回春季関東大会では準優勝している東海大菅生(とうかいだいすがお)高校硬式野球部を招いた。
8日の三条商業高校、三条東高校との対戦は雨天のため中止、9日に三条高校、新潟県央工業高校との2試合が行われた。

6月9日 第一試合/東海大菅生高校vs三条高校

東海大菅生の若林弘泰監督が「きっちり投げた」と褒めたエース中村晃太郎投手(3年)が三条を完封。打線は6回に集中打で4得点、4回、7回にも得点し6-0で勝利した。
三条は予定通り外山大樹(3年・田上中)、エース丸山尊仁(みこと・2年・加茂中)、熊倉紳太郎(3年・三条二中)、長谷川聡太(3年・三条二中)の4人の投手が継投。課題の立ち上がりは「しっかりと粘って抑えることができた」(平澤周太郎監督)ものの6回に熊倉が打たれた。東海大菅生のエース中村にヒット4本に抑えられたが最終回に「3年生の代打二人が打ったというのが大きい収穫」。捕手の小林丈一郎(3年・大崎中)は東海大菅生・中村からチーム初ヒットも打ち、盗塁を4つ阻止するなど攻守の要として活躍した。

東海大菅生高校vs三条高校
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
東海大菅生(西東京) 0 0 0 1 0 4 1 0 0 6
三条 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

6月9日 第二試合/新潟県央工業高校vs東海大菅生高校

県央工業は東海大菅生の投手陣にヒット1本に抑えられ0-7の7回コールド負け。
県央工業は多田純一郎(3年・三条二中)、桑原匠哉(3年・長岡東中)、滝沢拓豊(たくと・2年・燕中)が継投。大量得点はなかったが2回に3点、3回に2点、4回に1点、7回に1点と確実に得点された。失策は1でしっかりと守った。
東海大菅生の先発・新倉寛之(2年)が6回を投げ、若林監督は「ほぼベストピッチング」、「新倉のピッチングにつきる」と褒めた。

新潟県央工業高校vs東海大菅生高校
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
新潟県央工業 0 0 0 0 0 0 0 0
東海大菅生(西東京) 0 3 2 1 0 0 7

試合後のインタビューで東海大菅生の若林監督は三条との対戦について「(継投で)うまくかわされた」「きっちり投げる投手がいて2、3イニングで変えられると厳しい」と話し、「チーム力としていいんじゃないかな、さすがに準優勝しているだけある」とした。新潟県央工業については「バッティングはいいと聞いていた」が「1安打で抑えた、低めに球が集まっていた。新倉を褒めたい」とした。対戦した2チームの印象は「練習、アップとか見てても両チームともまとまっていた。そういうことができるようになればゲームが拾えるようになってくる」と話した。

5月の北信越高校野球新潟県大会で準優勝した三条の平澤監督は「プロ注目の中村くんが投げてくれて苦しい展開にはなっていたが、6回の4点がなくてもうちょっと僅差でいけば。同じ打撃でも後半のほうでは(相手投手を)捉えていた子もいますし、もうちょっとせったなかでやれたらまた違った」と手応えも感じている様子で、「北信越大会のメンバーが夏のメンバーということではない、最後の最後まで競争を煽ってそこで新しい人間がでてきて欲しい」とした。

三条の井上大輝主将(3年・本成寺中)は「立ち上がりが0でいけたことが今日の一番のよかったこと」、「スライダーに対しての対応、ボールとストライクの見極めができなかった」と反省し「ランナーがでないとウチの野球ができないのでまずランナーを貯めることを自分たちの中で再確認したい」と夏への課題を挙げた。
(敬称略)

招待校/学校法人菅生学園 東海大学菅生高等学校(東京都あきる野市菅生1817)硬式野球部
参加校/新潟県立三条商業高校・新潟県立三条東高校・新潟県立三条高校・新潟県立新潟県央工業高校
主催/三条野球連盟

三条市親善高校野球の様子

2019年6月9日(三条パール金属スタジアム)

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