【カヌー】東京五輪で金メダルをとるのが1番の目標 カヌー當銘孝仁選手

2018カヌースプリント日本代表・オリンピック強化指定選手

男子カナディアン・當銘孝仁選手

カヌースプリント日本代表の當銘孝仁選手(26・(一社)三条市スポーツ協会)は東京オリンピックにむけて、来年の世界選手権とアジア大陸選手権でC-2・1000m種目の出場権獲得が最も重要になると語った。

カヌースプリント日本代表當銘孝仁(とうめたかのり)選手は沖縄県糸満市出身の男子カナディアン競技オリンピック強化指定選手。リオ五輪最終予選、アジア大陸選手権では4位となりオリンピックにあと一歩届かなかった。
分水高校のカヌーPRイベント(12/15)でトークショーを行うために、カヌー・スプリント日本代表チーム強化トレーニング合宿地の木場潟カヌー競技場(石川県小松市)から帰条した當銘選手にこの一年を振り返ってもらった。(以下、敬称略)

當銘はヒゲを伸ばし日本代表の青いユニフォームで登場。ユニフォームを着ているとパッと見た目にはわからないが、後ろ姿はかなりの逆三角形、分厚い胸板が鍛えた肉体を想起させる。
2018年はハワイ合宿の後、カヌースプリント海外派遣選手選考会(3/28〜31、香川県坂出市)でカナディアンシングル(C-1)200mで優勝、1000mで準優勝し、日本代表合宿参加資格を得た。
ICFカヌースプリントワールドカップ(5/22〜5/27、ドイツ)ではC-1・200mで8位、カナディアンペア(C-2)200mは準決勝敗退、C-2・1000mはB決勝4位。
今年一番の目標だったアジア競技大会(8/29〜9/1、ジャカルタ)ではC-2・1000mで決勝に進出するも7位に終わった。「持ちタイムでいえば(メダルが)取れたはず」(當銘)の決勝で「世界で2、3番の中国」が隣のレーンとなり、スタートで飛ばしてき中国艇の波を受け「対応しきれずに潰れていった」。改めてレースの難しさを思い知らされた。

3連覇がかかった日本カヌースプリント選手権大会(9/5〜9/10、石川県小松市)は帰国後2日目のレースでC-1・1000m4位。疲労も抜けず「気持ちもアジア競技大会に持っていってた」ままでは優勝は高いハードルだった。
福井国体(9/30〜10/3、あわら市)はC-1・500mで8位、「いろんなものを加味して自分ができるベストはできた」。

東京2020に向けて

いつもなら国体が終わるとオフシーズンで休みに入るが、今年はすぐに合宿入り。1ヶ月間のトレーニングが増えたアドバンテージで「技術の進歩を実感できている」。
2020年の東京オリンピックにむけて来年は非常に重要な一年となる。
カヌー・スプリント競技C-1・1000m種目では開催国枠があるが、C-2・1000m種目の出場権は世界選手権(2019年8/21〜8/25、セゲド・ハンガリー)、アジア大陸選手権(2019年12/15〜12/18、パタヤ・タイ)で勝ち取らなけらばならない。「日本の場合は枠を取った人がオリンピックにいく」ことになり国内選考はない。出場枠を取ることがすなわち東京五輪の出場を決めることになる。

東京五輪で金メダルをとるのが1番の目標

ワールドカップでの経験もアジア大会での悔しい結果もすべて東京2020で活躍するための経験で「大きい意味を持つ」と考えている當銘は、高校生の時に地元沖縄での国体を経験した。東京五輪も「生きているうちに選手として(自国開催に)あたる世代なんてそうそうない」、その機会に恵まれた自身には「生まれた理由があると勝手に勘違いをしながら」、「金メダルをとるのが1番の目標」だと語った。

2018年の結果

當銘孝仁選手の2018年の主な大会成績は以下の通り。
▽2018カヌースプリント海外派遣選手選考会
(3/28〜3/31、香川県・府中湖カヌー競技場)
SP・C-1・200m 優勝
SP・C-1・1000m 準優勝
▽ICFカヌースプリント ワールドカップ第2戦
(5/22〜5/27、デュースブルク(ドイツ))
SP・C-1・200m 決勝8位
SP・C-2・1000m B決勝4位
SP・C-2・200m 準決勝敗退
▽第18回アジア競技大会
(8/29〜9/1、パレンバン(ジャカルタ))
SP・C-2・1000m 7位
▽平成30年度SUBARU日本カヌースプリント選手権大会
(9/5〜9/10、石川県・木場潟カヌー競技場)
SP・C-1・1000m 4位
▽福井しあわせ元気国体
(9/30〜10/3、福井県・北潟湖カヌー競技場)
SP・C-1・500m 8位
(SP:スプリント、C-1:カナディアンシングル、C-2:カナディアンペア)


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