【カヌー】スイスの世界選手権、次世代の育成指導、「いろんなことに挑戦した1年だった」

2018年度ワイルドウォーターナショナルチームA指定

女子K-1・本田 圭選手

4月に五十嵐川(三条市)で初めて開催されたジャパンカップ第1戦で準優勝し、カヌーワイルドウォーターのナショルチームA指定選手となった本田圭選手(29・(一社)三条市スポーツ協会)にこの一年を振り返ってもらった。

ジャパンカップ準優勝

カヌー部があることがきっかけで分水高校に入学した本田は2009年、五十嵐川(三条市)で開催された新潟国体で3位になった。2018年4月、その思い出の地で新潟国体以来となる日本選手権規模の大会「ジャパンカップ」が開催された。ジャパンカップは日本カヌー連盟主催の公式戦。地元の大会ということで大会準備にも携わり競技に集中できていたわけではなかったが準優勝。日本代表最終選考レースともなっていたこのレースでナショルチームA指定選手となり、ICFカヌーワイルドウォーター世界選手権大会(5/30〜6/3・スイス)に出場した。

世界選手権

世界選手権の結果は「順位としては最下位のほうに近い成績だった」(本田)。カヌーワイルドウォーターは河川の激流をくだり所要時間を競う競技だが、スイスの川は水量が豊富で流れも速くて波も高くて「なかなか日本にはないレベルの川」だった。艇をコントロールする細かいところが強い流れやスピードにあわせる経験がまだ足りなくて全然伸びないという結果になったが「その中でも自分ができる技術はだせた」とした。

RECカヌークラブ

今年、三条市スポーツ協会ではジュニア年代育成のためRECカヌークラブを起ち上げ、本田はその指導も行う。「子供達と合わせて漕ぐと自分のレベルで練習ができなくなっている」と、次世代の育成と自身の競技活動の両立が課題だ。

女王の壁

今後の所属が未定の部分があり来年の予定がはっきりしていないところがあるが、五十嵐川のジャパンカップ第2戦と石川県で行われる北信越大会に出ることは決めている。
北信越大会は国体出場権がかかる大会だが、本田の前には国体13連覇の「女王」笹生裕子が立ちはだかる。「女王」の地元石川での開催となる来年、この大きな壁をどうやって倒すのか、本田は静かに闘志を燃やしている。

新しいことに挑戦した年

1年を振り返って本田は「いままでは選手一番だったが、今年は大会運営に携わったりジュニアクラブの指導をしたり、新しいことに挑戦した年だった。これも周りで協力してくれている人たちのお陰」と感謝をした。
※敬称略。

2018年の結果

本田圭選手の2018年の主な大会成績は以下の通り。
▽2018カヌーワイルドウォータージャパンカップ第1戦
(4/21〜22、三条市 五十嵐川特設カヌーコース)
WW女子K-1クラシック 準優勝
▽第39回北信越国体カヌー競技
(5/5〜5/6、三条市 五十嵐川特設カヌーコース)
WW女子K-1 2位
▽ICFカヌーワイルドウォーター世界選手権大会
(5/30〜6/3、ムオータタール(スイス))
WW女子K-1クラシック(長距離)シングル 28位
WW女子K-1クラシック(長距離)チームレース(3艇1組) 5位
WW女子K-1スプリント(短距離)シングル 予選敗退
WW女子K-1スプリント(短距離)チームレース(3艇1組) 6位
▽2018カヌーワイルドウォータージャパンカップ第4戦
(6/22〜6/24、青森県 岩木川カヌー競技場)
WW女子K-1 2位
▽2018カヌーワイルドウォータージャパンカップ 第5戦
(7/28〜7/29、岩手県 奥州いさわカヌー競技場)
WW女子K-1 4位
▽平成30年度全日本カヌーワイルドウォーター選手権大会
2018カヌーワイルドウォータージャパンカップ 最終戦
(10/19〜10/21、岐阜県 揖斐川特設カヌーコース)
WW女子K-1 5位
(WW:ワイルドウォーター、K-1:カヤックシングル)


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