【カヌー】カヌーは自然の豊かさを感じることができる素敵なスポーツ

カヌーの魅力再発見!

二人の日本代表選手のトークショーイベント

12月15日、「カヌーの魅力再発見!」イベントが開催され、カヌースプリント日本代表でオリンピック強化指定選手の當銘孝仁選手とワイルドウォーター日本代表の本田圭選手のトークショーなどが行われた。

新潟県立分水高校(中川佳代子校長)では12月15日に燕市分水公民館で、平成30年度燕市羽ばたけつばくろ応援事業「カヌーの魅力再発見!」イベントを開催した。国体などで活躍する同校カヌー部の活動や活躍をもっと広く知ってもらおうと企画したもの。イベントには近隣の住民や中学生、分水高校カヌー部員など約50名が参加した。

カヌーの道具や用具について説明したあと、カヌースプリント日本代表でオリンピック強化指定の當銘孝仁(とうめたかのり)選手(25)とワイルドウォーター日本代表の本田圭選手(29)、カヌー部前主将の青木風雅選手(分水高3年)が、司会の分水高カヌー部顧問の澁谷毅教諭の質問に答える形式でトークショーを行った。

カヌーを始めたきっかけ

カヌーを始めたきっかけについて聞かれると、青木選手は高校からは新しいことを始めようと考えていて「その高校でしかできないことをやりたいと分水高校に入学したらカヌー部があって入部した」と答えた。
本田選手は「分水高校の部活紹介でよそにはないカヌー愛好会を見つけた。カヌーをやりたいと部活を決めて入学した」。
沖縄出身の當銘選手は「高校に入って、海ぶどうの養殖場でアルバイトをしていた。そこでガタイのいい先輩がいて、その人が同じ高校のカヌー部だった」ときっかけを語った。

印象に残っているレース

印象に残っているレースについて、青木選手は高2の時の山形でのインターハイをあげ「天気が大荒れで(自身に有利な)右風が吹いていた。メチャクチャ頑張って漕いで8位に入賞してうれしかったが、あとで「風のおかげ」と言われて悔しくて冬の練習を頑張った」。
本田選手は3位になった新潟国体のレースをあげた。新潟国体は2009年に三条市の五十嵐川で開催され地元の応援もたくさんあり、それまで入賞圏内にすらいなかったが3位になった。順位を聞いた後うれしくて「応援にきていた母を探して駆け出していた」と9年前のことを目を潤ませながら「一番うれしかったレース」だと話した。
當銘選手は地元沖縄で開催されたインターハイ。家族はブルーシートを広げ宴会をしながらの応援、本人は前日宿舎となったホテルのプールで泳ぎまくって体調を崩し、当日は発熱して決勝レースを戦った。優勝したのでよかったが、プールで泳いだことはこれまで内緒にしていた。

来シーズンの展望

来シーズンにむけて、大学でカヌーを続ける青木選手は「シニアクラスで當銘選手とも戦うかもしれない、その時には負けないように練習を頑張る」とし、本田選手は「4月(28日)にジャパンカップが三条市の五十嵐川で開催される。自分の出るレースを自分で準備する、自分で準備する地元の大会に向けてせっせとを練習する」とした。
當銘選手は「(東京)オリンピックでの出場をかけた(C-2)種目のレースがあるのでそこでしっかり出場枠をとりたい」としたうえで「国体でもしっかり成績を残す」こともあげた。
澁谷先生は「當銘選手はオリンピックの強化指定をうけていて、いま日本で一番オリンピック出場に近い選手。新潟県からオリンピックの選手を生み出したい、応援してほしい」と会場に呼びかけた。

カヌーの魅力

青木選手は北信越大会や全国大会などで違う県の人と話す機会があり、それは分水高校の強みで「いろんな人に出会えること」がカヌーの魅力だとした。
本田選手は「カヌーは屋外で水の上での競技。四季があるので水温、気温、景色、匂い、水を触った感覚、五感を使って楽しめる。海でもシーカヤックがある。自然の豊かさを感じることができる素敵な競技で、レジャーでも自分にあわせて楽しみ方の幅が広いスポーツ」だと魅力をあげた。
「カヌーに対しては惜しみない努力と時間と愛情とを言葉に表せないくらいつぎ込んできた」當銘選手は「自分自身と向かいあえること。やっている間は苦しかったり痛みだったりあるが、そういうことを自分に問いかける機会。そこから逃げることは簡単だがそこで向き合って自分自身と会話できていくことが楽しい」とした。

会場には日本代表のユニフォームや各種カヌーの展示、床にマットを敷いてその上に置いたカヌーに乗って体感してもらう屋内試乗体験、エルゴと呼ばれる陸上でのトレーニングマシンでカヌーのパドリング体験などが用意されていて、エルゴを体験した女性は「上腕二頭筋が鍛えられそう」、小学生の男の子は「脇の下がメチャメチャ痛くなる」などと話していた。

イベントの様子

2018年12月15日(燕市分水公民館)

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