【メンタルコーチング講座】コミュニケーションが上手くできる選手はどんどん伸びる

心優会館第4回メンタルコーチング講座

個性を知り、個性を活かしたチームワークを身に付けよう

「日本一ぬるい道場」を目指す空手道場・心優会館(渡邊毅巳(たけし)代表)は7月28日、ウエルネス下田(三条市飯田)において、道場に通う子供たちとその父母等を対象にメンタルコーチング講座を開催した。渡邊代表が世界最高峰のメダリストメーカーと呼ぶ横山みきおコーチを講師に、コミュニケーション力を身につけるワークを楽しみながら行った。

心優会館では一年に1回、横山みきおメンタル・コーチを招いてメンタルコーチングの講座を開いていて、今年で4回目。
横山さんは開志国際高等学校でジュニア年代の育成を行っており、スノーボード部監督。平昌五輪スノーボード女子ハーフパイプで8位に入賞した冨田せな選手等を指導。ゴルフ部監督時代には、実力はあるが全国に行けないレベルだった女子部員達を指導し関東の団体戦で男女アベック優勝を果たした。他にも守秘義務があり名前はだせないが、日本のトップアスリートに対してメンタル・コーチを行っている。

渡邊さんは昨年の第34回全日本空手道選手権で最優秀指導者賞を受賞したが、「これは出場した114の空手道場の中で日本一の指導者だよと表彰されたこと」と話し、その「教え方」を教えてもらったのが横山コーチだと子供達に紹介した。
横山さんは、選手が力を発揮するためにはコミュニケーションが必要、と強調。講座は小学生でもできるコミュニケーション力アップのワークをいくつか行った。

最初に行ったワークはお互いの共通点を探すゲーム。趣味とか食べ物とか、好きなアイドル、スポーツ選手など今まで知らなかったことを見つけていく。1つ見つかったら別の相手を探し、共通点を探す。何人の人と共通点を探すことができるか、を競争した。

最強のポーズ

次はコミュニケーションの実験。笑顔のまま怒ってみる。顔が笑っていると怒れない、怒った気持ちになれない。表情と姿で気持ちを変えることができることを気づかせてくれる実験。
横山さんはちょっと自信をなくしている選手によくするアドバイスは「胸を張ってごらん」。すると気持ちがちょっと前向きになることを紹介。
自分の心とのコミュニケーションが大切で、たとえ人に嘘をついたとしても自分の心に正直になることが重要で自分にウソをついたら結果がでないことを話した。
ここで、絶対勇気が湧いてくる最強のポーズを紹介。それは、足を肩幅に開く、左手を腰に、右手は上に突きあげて拳を握る。このポーズをすると気持ちがガラッと変わる。

「魔法の杖があったら・・・」

「魔法の杖があったら・・・」やってみたいこと、を考えてみる。やってみたいことは何でもいい、できないことでも夢でも、無謀なとんでもないことでもOK。二人1組で、一人が「魔法の杖があったら・・・をしたい。」と話す。聞いた方はそんなことはできないよ、とは絶対に言わないで、「いいね、いいね」と肯定して次は自分の「魔法の杖があったら・・・」を話す。
子供達は「ドラえもんのポケットの中の道具を全部使う」、「純粋に体力が欲しい」等々やってみたいことをどんどん話して「いいね、いいね」をしていた。
コミュニケーションは「でもねぇ」を使うとなかなか上手くいかない。 「でもねぇ」と否定の言葉を使わずに、「いいねー」と、言ってみることが大切だと説明した。

褒める陰口

最後は、私は「   」と言われたい、を3つ紙に書く。書いた紙をホワイトボードに貼る、それを見て他の人が「良い陰口・褒める陰口」を本人に聞こえるように囁きあう。あの子ってすっごい足早いよね!頭いいよね!とか。本人はみんなに背中を向けてじっと聞く。
ワーク後のキャプテンの感想は「思った以上に言ってくれたから、うれしかった」。5年生の女の子は陰口に努めて反応しないようにしていたが「優しいね」と言われた瞬間に笑顔になっていた。5年生の男の子は「ボルトより早いと言ってくれて、嬉しかった」と話した。陰口を言う方も笑顔で、うれしそう。

実力があるんだけど運がない

横山さんは「実力があるんだけど運がないと言っている選手がいっぱいいる。運がいい、悪いって何があるか。運が良くなる方法の1つは、陰で人の悪口を言わない」ことで、「人の良いことを言う」ことを勧めた。玄関で靴をそろえるなど普段の生活から気をつけると「運はまわりまわって自分に返ってくるもの。何をするか行動するか、言葉にするか、全部自分に返ってくる」と話し2時間程の講座を終わった。

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