【カヌー】逆転の可能性にかけて攻めた 佐伯選手(三条スポ協)

第41回NHK杯全日本カヌースラローム競技大会

4月6日〜8日に井田川カヌー競技場で行われた第41回NHK杯全日本カヌースラローム競技大会に佐伯雄太郎選手(三条市スポーツ協会)が出場。日本代表に向けて攻めたがミスがでて決勝には進めなかった。

日本カヌー連盟(成田昌憲会長)主催の第41回NHK杯全日本カヌースラローム競技大会兼平成30年度日本カヌースラローム選手権大会兼平成30年度日本カヌースラローム日本代表選手最終選考会兼2018年カヌースラロームジャパンカップキョクヨーシリーズ第1戦が4月6日〜8日、井田川カヌー競技場(富山県富山市)で開催された。
カヌースラローム競技K-1(カヤックシングル)のU-23代表で三条市スポーツ協会所属の佐伯が、東京オリンピックにむけて日本代表入りを目指し出場した。
7日に行われたジャパンカップ第1戦の1次予選で佐伯のタイムは89秒46、ノーペナルティで7位。2次予選免除で臨んだ決勝では88秒85、ペナルティタイム2秒が加算されて90秒85の11位で8日のNHK杯・日本選手権準決勝進出を決めた。

決めきれんレースやった

8日は満開の桜に雪が降るという季節外れの寒さの中、大会が始まった。
富山県出身の佐伯にとって井田川は地元。水量が多い方が得意で、7日のレースは思ったほどの水量ではなく少し消化不良のレース。
「今日(8日)の1本目が一番倍率というか(日本代表選考のための)ポイントが高いレースだったんで逆転の可能性があると思って」(佐伯)攻めるレースを狙った。しかし、「一番最初のアップゲートでタッチがあったので、そこから失速して」、「1個目にタッチが出てしまったのはしょうがないとして挽回しようとしたんですけど、ちょっとスピードもそれほどでなくて、ボートのコントロールもあやふやなところがちょっと多かった」、「決めきれんレースやった」と悔やんだレースの結果は1分26秒86、ペナルティタイム4秒が加算されて90.86ポイントの15位。決勝には進めなかった。

国体優勝

NHK杯は「地元だし、ここで練習もよくしていたので知っている人もたくさんいるし、思い入れのあるレースで緊張もした」と話し「今回本当に残念だった」と無念の表情を見せた。地元のTV局も佐伯の取材・インタビューをしていた。
今後は10月の福井国体で「自分より速かった人たちに勝たなきゃいけない」とし「国体優勝」を目標にあげた。

羽根田卓也は14連覇

8日に行われた開会式で成田会長は「世界で戦える勝負をしていただきたい。カヌースラロームの選手たちは今、非常に充実した戦いの世界で展開している。十分戦える力がきている」とあいさつ、昨年起きたスプリント競技国内トップ選手がライバルの飲料に禁止薬物を混入させるなどの妨害行為を行った問題に対して「選手が世界で活躍するその成績がドーピングの傷を癒す最大の薬だと思っている。一丸となってカヌーを、クリーンなカヌーを取り戻そう」と選手たちに呼びかけた。
各種目の優勝者は以下の通り。

第41回NHK杯全日本カヌースラローム競技大会優勝者
男子C-1 羽根田卓也
男子K-1 足立和也
女子C-1 八木愛莉
女子K-1 矢澤亜季

NHK杯は羽根田が国内で出場する唯一の大会。羽根田の女性ファンが多く来場し、求めに応じて記念撮影をするシーンもあった。羽根田は、高校3年生から日本選手権のタイトルは勝ち続けていて、今回14連覇を達成した。
※敬称略

NHK杯カヌースラローム大会の様子

4月7日・8日(井田川カヌー競技場)

《佐伯選手SP》

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