【オリンピック】リオ銅メダリスト・羽根田卓也選手講演会 『大会前には特別なことはしない、そこに向かう10年間に特別な事をする。』

カヌー競技・日本人初の銅メダリスト羽根田卓也選手講演会

「カヌースラロームとスロバキア」

4月5日午後6時半から燕市分水公民館において「リオオリンピック カヌー銅メダリスト羽根田卓也選手講演会」が新潟県燕市の分水ロータリークラブ(山田恭弘会長)主催で開催されました。講演会には羽根田選手を一目見ようと約500名の人が集まり、中には大阪や埼玉、神奈川から女性ファンも来場、ステージ上の羽根田選手とやりとりをする場面も。
また、講演会に先立ち地元の分水高校(中川佳代子校長)でカヌー部の生徒達との交流会も行われました。

羽根田選手は4月9日、富山市で行われる日本代表選手最終選考会となる第40回NHK杯全日本カヌースラローム競技大会に出場するために帰国したもので、1年間のうち3週間程しか日本には滞在しない貴重な時間に今回の講演会が実現しました。
最初に羽根田選手がプロジェクターを使いながらカヌー競技を説明。その後、ステージに分水高校カヌー部部長の河村翔馬(かわむらしょうま)君、副部長の高橋帝雅(たかはしたいが)君、川俣萌華(かわまたもえか)さんが上がり、分水高校OGでFMポートナビゲーター遠藤麻理さんの司会で、河村君たちの質問を受ける形式で話をしていきました。

夢って本当にかなうんだ!

18歳の時に世界屈指のカヌー大国・スロバキアに渡った羽根田選手は、2008年北京五輪で14位、次のロンドン五輪で7位入賞、昨年のリオ五輪では、カヌー競技で日本初・アジア初の銅メダルを獲得しました。リオの前と後の事を、「オリンピックで競技があることすら大部分の人が知らなかった。」「帰ってきて空港に降り立った瞬間からここは同じ日本かという位変わった」。
メダルを目標に数え切れない厳しい努力をしてきたのでオリンピックの3位が決まった瞬間、「夢って本当に叶うんだなって感動した」。

積み重ねが一番の近道

強くなるのに必要な事は?という質問に、「積み重ねが一番の近道」。自分が決して特別な存在ではなくて、小さい頃から目標をもって、その積み重ねの上にやっとこういう風になれたということで、みんなと同じように生活をしてきた、積み重ねの上の結果がメダルだとの答え。

大会前には特別なことはしない、そこに向かう10年間に特別な事をする。

大会前にすることは?とい問いには、「そこに向かう10年間に特別なことをする。大会前には特別なことはしない」。
他には、
懸垂っていいですか?「懸垂はイイよ。すごくいいトレーニング。自分の体を使ったトレーニングは有効。」
ゴール前で気持ちが途切れるんですが・・・、「もうちょっとガマンしろよ!」
スロバキアって美人多いですか?「美人しかいない!」
彼女にするならスロバキア人?日本人?「日本人がいいです」
とっておきの口説き方は?「女性の特徴を見極めて」
河村君は「(羽根田選手の)顔を見るだけで満足で・・・」。
会場からの質問で、お腹の筋肉のつきかたは?と聞いた女性がステージに上がって腹部を触って確認する一幕も。
生まれ変わってもカヌーをやりますか?「何か他のものに挑戦するのもいいかな」

東京オリンピックが競技人生の集大成

最後に今後の目標については、「東京オリンピックが競技人生の集大成となるので、胸をはってここに戻ってこらるよう頑張ってきたい。」としました。

分水高校での交流会

講演会の前に訪れた分水高校では、カヌー部の生徒20人程が羽根田選手の来校を歓迎。校長室で中川校長と挨拶を交わした後、河村部長と川俣副部長の案内で体育館などを見学。
カヌー部の生徒20人程と交流会を行いました。羽根田選手自身の高校生時代を「スラローム競技をしているのは自分だけ。練習も一人。世界に近づきたいということばかり考えて練習をしていた」とふりかえりました。
食生活で気をつけていることは?という質問に、「必要な栄養素を(1食1食ではなく)1週間で考えて摂っていた」「おかし、ジュースを食べ過ぎない」「炭水化物が必要」で大切なのは、練習する前と後にしっかり摂ることとした。
試合前の緊張はどうやってほぐしているのか?には、「ほぐさない。緊張した状態でどうやってパフォーマンスをだすか、を練習する」
試合前に必ずやることはありますか?には、「作っていない。自分を縛ってしまうので。どういう状態でもベストを出せるようにしている」
交流会後にはカヌー部の練習場所、長岡市寺泊町軽井も訪れ「ここ半年位で、スキーのクロスカントリー合宿で2回新潟に来ている」「新潟の米を合宿に持っていっている」「(十日町の) 妻有(つまり)ポークおいいしいよね」と新潟通な面も見せて、高校生にフランクに話かけていました。

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