【りんぐる】1〜2年かけてじっくりと、新基本理念を『みんな』でつくりあげたい

初めてのクラブミーティング

三条市総合型地域スポーツクラブ りんぐる


三条市総合型地域スポーツクラブ りんぐる(野崎勝康会長)では、3月13日、15日に初めてとなるクラブミーティングを開催しました。2日間で約70名の会員が集まり、運営側から、これまでの経緯や運営状況、これからのりんぐるについてなどの説明を受けました。また、(一社)三条市体育協会の岩瀬晶伍事務局長はりんぐるの新基本理念の案を提示し「今後1〜2年位をかけてみんなで作りあげたい」としました。
りんぐるクラブミーティングは3月13日は午後7時〜、3月15日は午後2時〜、いずれも旧三条市立第一中学校武道場で開催され、りんぐるからは岩瀬事務局長、クラブスタッフの山田靖子さん、高橋修也さんが出席。会員数の推移、平成26年度以降の収支決算書等の資料を配布、プロジェクターを使いながら説明を行いました。

三条体協との統合

りんぐるは平成20年4月、会員数525人でスタート、27年には817人まで増加しました。28年は三条市総合体育館閉館に伴い、プログラム実施会場を変更・削減せざるをえず会員は過去最低の513人(2月14日現在)にまで減少しました。また、totoの助成金は20年〜24年までで、その後は繰入金を使って運営してきましたが26年までに使いきってしまいました。
行政からの指導もあり、27年に三条市体育協会と統合、経費も削れるところは全部削りましたが、28年の会員数減少により収入が大きく減少。県からは「いまの会費システムでは無理」と毎年是正指導があり、「個別課金制」の導入を念頭に昨秋アンケートを実施しました。

アンケート

実施されたアンケートの中で、1種目ごとの料金はいくら位なら参加しますか?という質問には「1回500円なら参加する」という回答が60%で最も多くありましたが、「参加しない」「無回答」という人も多くいました。
アンケートの結果を受けて、運営委員会でに個別課金制を提案しましたが、三条市の意向も加わり決定にはいたりませんでした。

そもそも、総合型地域スポーツクラブとは?

議論をしていくうちに、そもそも総合型地域スポーツクラブとは何なのか?という根本的な疑問に突き当たります。
総合型地域スポーツクラブについてスポーツ庁では、「地域の様々な課題を解決する役割を担える団体として定着し、持続的に成長していくための基本的な方向性を持った」「多種目・多世代・多志向」な地域住民の主体的な協働による「100年続くクラブ」と提言。
日本体育協会では「多種目・多世代・多志向」というキーワードをあげ、生涯にわたってスポーツに親しめる環境を全国の身近な地域に整えるとともに、「住民主体」によって地域スポーツの推進を図ろうとする新たな試み、としています。

リング(輪)+グループ(仲間)=りんぐる

これらを踏まえ、りんぐるでは
「多種目のスポーツ種目で、生活の中に継続的にスポーツを取り入れることができる環境を提供」「住民とともに“地域課題の克服と活性化”に寄与」「競技スポーツの発展普及に積極的に参画し、競技スポーツの楽しさを伝える」といった新基本理念の案を提示しました。
岩瀬事務局長は「これは「案」であり、これから1〜2年位かけてじっくりと、会員・指導者・運営側のみんなで作りあげたい」と強く訴えました。
りんぐるは地域のために何ができるかを考えながら、仲間作り、交流、コミュニティとなっていく必要がある。地域の課題解決にも取り組んでいくことも必要。例えば一中にはない運動部を、りんぐるでプログラムとして対応していくようなことも考えられるのでは。と話しました。

システム・会費はそのまま

続いて、29年度のプログラムや会費を説明。
プログラム数は28年度に比べて5プログラム減りました。また、8月、年末・年始が休みになるなど実施日に変更があります。
会員は「フィットネス会員」「定員制会員」とに分かれますが料金はほとんど変更はありません。ただし「フィットネス会員」はフィットネスプログラムだけに自由に参加でき、「定員制会員」は定員制プログラムにだけ参加できることになります。両方参加したいという人は「よくばり会員」となり会費がアップとなります。また、「定員制会員」は月100円の消耗品費がかかります。
会員以外のだれでも参加できる、1回参加券(800円)や回数券(6回券3,500円)も今まで通りとなります。

会員交流事業の実施

29年度はプログラム「みんなの時間」を増やし、自由にスポーツを楽しんでもらう時間や、お茶会など、会員・指導者・事務局のコミュニケーションをはかることとしました。
パブリックビューイング、夏忘れ、忘年会、運動して英会話をする「国際交流員による英会話」の実施も考えています。

情報を開示

質疑応答では、「理念はわかったが、アンケートの結果や情報は出してもらえるのか」「今後、会費の値上げはあるのか」「会員を増やす展望は」「栄(体育館で行っている)のヨガがなくなるのが残念。先生もよかったし。復活はあるのか」といった質問に対しそれぞれ
「アンケートの結果や収支報告など情報を開示していく」「会員数が減れば値上げの可能性もある。会員皆さんが口コミで誘って欲しい」「会員の優待メリットを増やしていく方法も考えられる。会員の方から口コミで広めていただきたい」「全体のバランスの中で止むを得ずだった。(復活は)十分にある。オープンプログラムとか期間限定とかも考えられる」などと答えていました。


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