【カヌー】国体優勝にも「もっと圧勝できたはず!」

いわて国体・日本スプリント選手権で日本一!
當銘孝仁(三条市体協)

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高校生から始めて、「世界」を
そして「東京」を目指す!

9月の日本カヌースプリント選手権に続き、10月の希望郷いわて国体でも日本一に輝いた當銘孝仁(とうめたかのり)選手(一般社団法人三条市体育協会)は今、次の日本代表沖縄合宿まで三条に一時戻り、リオ五輪のメダリストを育てたペドロコーチの指導を受けながら分水高校カヌー部の指導もしています。
分水高カヌー部の練習に参加した當銘とペドロコーチに話を聞くことができました。
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高3の国体で優勝しながら、
パドルを投げて失格

當銘は沖縄県糸満市の出身。カヌーは沖縄水産高校(沖水高)時代に始めました。高校時代にアルバイト先で沖水高カヌー部の先輩から「強くなったら海外もいける。九州大会くらいはすぐに行けるよ」とカヌー部に誘われました。小さい頃からハーリーに憧れていて、中学生になるとハーリー舟に乗っていた當銘はしばらく遊びみたいな感覚で沖水高カヌー部に在籍していました。高2の時に、沖水高OBが監督に就任、その頃から上を目指したいと思うようになりカヌーに真剣に取り組むように。そして高3の時の国体でレースでは優勝しながらも、ゴール後に嬉しさからパドルを投げてしまいます。それが審議の対象となり結局失格処分に。優勝も取り消しとなったしまいました。
大学は大正大学に進み、2年・3年でインカレ優勝。大学卒業後に縁あって新潟・三条に。今は一般社団法人三条市体育協会に所属し競技を続けています。
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もっと圧勝できたはず!

當銘は10月の希望郷いわて国体カヌースプリントカナディアンシングル(500m)で優勝しました。2位に1秒以上の大差をつけての勝利でしたが「納得のいくパフォーマンスではなかった」と振り返っています。「このパフォーマンスでは世界では通用しない」、体調もピークだった今国体でなら「もっと圧勝しなければ」と世界を見据えています。
昨年のアジア選手権で優勝していれば、リオオリンピックにも出場できました。同選手権では予選を1位通過。それも全体の成績の中で2位に3〜4秒差をつけていましたが、決勝に向けて入れ込みすぎて体調を崩してしまい4位敗退。五輪出場はなりませんでした。その五輪では羽根田選手が銅メダルを獲得。悔しさが一層募ります。
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リオ五輪のメダリストを育てたペドロコーチの指導

リオ五輪後、ブラジル代表コーチだったペドロ・セナ・ジュニアさんが日本代表のコーチに就任。當銘も指導を受けています。ペドロはリオ五輪で3人のメダリストを育てた優秀なコーチ。新しい情報やトレーニング方法を取り入れての指導は「自分に合っている」と當銘は感じています。
ペドロコーチは、1)トレーニングに臨む姿勢が良い。2)練習の意味、指定したペース配分をしっかり把握している。3)強さがある。と當銘の良さを挙げてくれました。オリンピックに向けて技術も上がってきてどんどん成長していて、今後は世界での実績すなわち「勝つこと」が必要だと強調して、来年はアジア大会や初めてのワールドカップへの挑戦もあるので、練習でも試合でも常に良いタイムを出し続けなければならない、と述べています。

目標は東京オリンピック

これから當銘は、11月の日本代表の沖縄合宿に参加し、来年は海外でのW杯、世界選手権に挑戦します。
今後の目標を尋ねると、2018年のアジア大会で、1000mのペアかシングルいずれかで優勝すること。そして東京オリンピックに出場して頑張る!と力強く語ってくれました。img_0545img_0584img_0635img_0768img_0774img_0790

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