【少林寺拳法】三条東高、インハイで健闘

三条東高少林寺拳法部

高校から始めた少林寺拳法でインハイに出場!

新潟県三条市の新潟県立三条東高等学校(三条東高)少林寺拳法部は、7月29日〜31日に宮本武蔵顕彰武蔵武道館(岡山県美作市今岡)で開催された高校総体少林寺拳法競技大会に出場、健闘をみせました。
三条東高からは、単独演武に佐藤智樹(3年)君が、組演武に飯野直樹(3年)君・坂井隼弥(3年)君の組が出場、佐藤君は準決勝まで残る健闘でした。3人は3月に行われた第19回全国高等学校少林寺拳法選抜大会にも出場している他、昨年の高校総体では団体演武に出場し決勝へと進出しています。
同高の少林寺拳法部の歴史は浅くまだ10数年。それでも創部2〜3年目位から全国高校大会に出場し、少林寺拳法が高校総体の種目となった3年前からは毎年高校総体に出場しています。4年前から指導する坂爪一也先生(6段)は、「全国大会で活躍する上位選手たちは、幼稚園や小学校低学年から少林寺拳法を始めた子供達。高校から始めた東高の生徒が全国大会に出たり、準決勝、決勝へと進むのはすごいこと」と称えます。佐藤君は中学時代はサッカー、飯野君はバレーボール、坂井君はソフトテニスをやっていて、少林寺拳法は高校に入ってから始めた全くの初心者。始めた動機は、全国大会に惹かれた(佐藤君)から。そんな初心者の彼らが全国大会にまでいけるようになったのは、「素直で真面目だから」と坂爪先生は話します。1日の練習時間は2時間程度、土曜日は3時間、日曜日は基本的に休み。特別な練習はせず、基本の練習を繰り返し行うそうです。全国を狙うスポーツ種目としては練習量が少ないのでは?しかし、質の良い練習に真剣に取り組んでいるとのこと。試合・大会では普段の80%出せればいい方。だから普段は120%〜150%の練習を行い、本番ではその80%がだせてようやく100%の演武ができるのだということです。
坂爪先生に大会での様子を尋ねると、「審判員をやっているのでほとんど見ていない」。何とか見ることのできた佐藤君の演武は「精一杯の演武が出来た」と褒めていました。高校総体では坂爪先生は審判員をされていて、アドバイスはもちろん演武を見ることもできなかったそうです。生徒たちへのアドバイスは演武前に「落ち着いてやれ、自信をもってやれ」くらい。生徒たちの自主・自律の心も育まれているようです。
そんな「強豪校」ではありますが、現在の部員は9人。内、3年生が5人いて来年はかなり厳しい状況。で、現在部員募集中!
高校から始めても、真剣に取り組めば全国大会にいけるチャンスがある少林寺拳法の魅力は?
坂爪先生曰く「流派がない」ことでそうです。どの道場にいっても指導はみんな一緒だそうです。女子部員の多い新潟南高では、力がなくても技ができる!ことを謳い文句に部員募集を行っているそうですが、少林寺拳法公式サイトでは『少林寺拳法の技法は護身術です。
誰かを傷つけるためのものではなく、不正な暴力から自分や他人を守り、活かすための護身術です。』としています。
悲惨な事件の多い昨今、身を護るための術を習うことは男女を問わず必須なのかもしれません。そして、「努力次第で全国に近い」(坂爪先生)三条東高で少林寺拳法をやることは、護身術を習得してさらにプラスアルファがあるかもしれません。

新潟県立三条東高等学校のwebサイト⇒

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